[東京都議会]平成30年第2回定例会 財政委員会での質疑
東京都議会 第2回定例会での常任委員会での質疑を一部紹介してまいります。
財政委員会: 平成30年度「公金管理計画」について
財政員会では、藤井あきら都議(府中市選出)が東京都の平成30年度「公金管理計画」について、会計管理局へ質疑を行いました。
東京都の予算規模は14兆円を超え「1つの国家に並ぶ予算規模」で、スウェーデンやギリシアなどよりも大きいです。都税収入も5兆円を超えており、公金管理は、例えば1%違うだけで、500億円も運用収入が変わります。
東京都の公金管理ポリシーでは、安全性・流動性・効率性の順に優先順位をつけています。
質問では、平成30年度の計画でも、これまで通り安全性を最大限確保していることが確認できました。加えて、最大限効率的な運用をしているが、マイナス金利の中で、運用効率自体は下がっていることも確認をしました。
今後も日銀のマイナス金利政策が続く中で、利率がさらに下がることが予想されます。都民から大事な税金を預かる公金管理について、「安全性」を確保しつつ、今後は「効率性」の面でも工夫が必要になってまいります。具体的なアイデアを含めて提案をしてい参ります。