東京都議会 第2回定例会での常任委員会について一部紹介。

環境・建設委員会：再生可能エネルギーによる電力供給の大幅な拡大に関する意見書

東京都は、国内での電力大消費地として、「ゼロエミッション東京」の実現に向けた施策を展開していて、2020年以降の施策として、東京都の率先行動計画である「スマートエネルギー都庁行動計画」などの検討をしています。

しかし、電力量に占める再生可能エネルギーの比率は極めて少なく、再生エネルギーの普及拡大の障害となっている原因の一つは、電力会社が所有している送電網の使用料などがあげられます。
このことから、国に対して「エネルギー庁」が行う2020年の発送電分離（電力会社の組織を発電・送配電・小売の3つの事業会社に分割すること）することを予定通り進め、発電コストの低下を促すことで、再生可能エネルギーの普及拡大につながると考えました。

そこで、都民ファーストの会として意見書案文を作成。各会派と調整の上、環境建設委員会の全会派での共同提出となり、27日の本会議にて全会一致で国へ意見書提出を可決しました。

意見書の全文はこちらから↓
http://www.gikai.metro.tokyo.jp/bill/2018/2-3.html

※写真は環境・建設委員会の様子