都民ファーストの会 東京都議団は、平成30年7月豪雨の犠牲となられた方々に深甚なる哀悼の意を表するとともに、ご遺族並びに被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。また、人命の救助に万全を期するとともに、いまだ安否が不明である方々に対する確認を一刻も早く進められることを願っています。

今回の平成 30 年 7 月豪雨に関して、以下の点について小池都知事に要望いたしました。

1.平成 30 年 7 月豪雨の被災地からの要請に応え、迅速かつ機動的な支援を行うこと。

2.東京都の災害対策の見直しを行うこと。

(1)平成 30 年 7 月豪雨は、これまでの豪雨対策の前提と異なり、ダムの洪水防止 機能の能力を超える降水量が広範囲で観測されており、平成 26 年 6 月改訂の「東 京都豪雨対策基本方針」(改定)を始めとする対策の緊急見直しを行うこと。
その際、短期・中期・長期の対策に分け、特に、SNS の活用を含むソフトな対策 が中心となる短期対策において、災害が起きた時に命を守るための避難勧告・指示 と連動した避難手段と官民の実施能力を確保すること。

(2)東京都の災害対策に関し、豪雨や地震などの原因ごとの対策だけでなく、複数の災害が重複した場合の対策についても検討を行うこと。