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[会派活動]木下議員の議員辞職会見を受けて(幹事長談話)

木下議員の議員辞職会見を受けて(幹事長談話)

都民ファーストの会 東京都議団
幹事長 増子 ひろき

 これまで、我が会派は木下議員へ幾度も議員辞職を求め、都議会においても2度にわたり全会一致で議員辞職勧告決議を可決しており、遅きに失したとはいえ、今回の木下議員の出処進退の判断について重く受けとめます。また、木下議員は事故当時、我が会派に所属していた議員であり、改めてお詫び申し上げます。
 木下議員には、無免許運転などの行為に対する反省は言うまでもなく、これまで都民の皆様から寄せられた厳しい声にしっかりと向き合い、自身の行動を深く省みていただきたいと考えます。

 今回の問題の中で、議員辞職勧告決議には法的拘束力がなく、全会一致であれ複数回に及ぶ可決であれ、最終的には議員自身の判断に委ねられること、議会における懲罰は議会内での事項に限られること、また、リコールが当選後1年間はできないこと、議会を長期欠席した場合の報酬に関する減額規定がないことなど、制度のあり方について検討を要するハードルが明らかとなりました。我が会派は、先般の東京都議会第3回定例会に「議員報酬減額条例(案)」を提出しており、これらの問題を当該議員の辞職をもって終わらせることなく、今後法改正の検討や条例案の審議を進めて参ります。

 改めて会派所属議員の法令遵守を徹底するとともに、本件により失われた信頼の回復に向け、全力で取り組んで参ります。

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