ニュース

都民ファーストの会

ニュース

トップページ > NEWS

都政改革委員インタビューvol.12 なりきよりさ子さん(墨田区)  

 

 

 

公認会計士のママとして、都政をしっかりチェックしていく 

 

 

―なりきよさんが都政にチャレンジされようと思ったきっかけを教えてください。

 

私は公認会計士として監査法人で働いていたんですけれども、公認会計士のお仕事というのは、すごく単純化して言いますと、「企業がズルをしていないか第三者として監視をする」仕事なんですね。公認会計士の仕事をしながら、出産をして子育てをしたりですとか、祖父に介護が必要になった際、老人ホームに入れなくて、家族が苦労したりですとか、そういった経験をしているうちに、今の政治に疑問を感じるようになっていったんです。生活者の視点がまったく足りていないんじゃないかと。そのときに、旧来の勢力と決別して「都民ファースト」の政治をやっていくと打ち出した小池都知事に共感しまして、希望の塾に参加するようになりました。

 

 

 

―公認会計士である成清さんのスキルは、都政の中でどのように生かされていくとお考えでしょうか?

 

やっぱり数字に強いことですね。これまでは公認会計士として、株主の立場に立って上場企業の数兆円規模の決算を見てきたわけですけれども、今度は都民の立場に立って、東京都の12兆円の歳出の番人になりたいと考えています。

 

これまでの都政を振り返ってみますと、いつのまにか五輪の経費が高騰したりですとか、豊洲市場の盛り土の問題が起こったりですとか、とにかく見積もりが甘くて、どんぶり勘定が目立ちます。東京都は一極集中で豊かだと言われていますけれど、資産状況を確認しますと、基金が少なくて負債残高が多いので、ものすごく潤っているかというと、そうでもないんですね。無駄遣いをしている状況ではありませんから、将来に負担が残らないお金の使い方ができるように、しっかりチェックして、ワイズスペンディングを実現していきたいなと思っております。

 

それから、子育てをしている若い女性としての視点も活かしていきたいですね。私には2歳になる子どもがいるんですけれども、子どもたちが大人になる30年先、40年先にも思いを馳せなければいけません。両親は共働きのサラリーマン家庭ですし、なんのしがらみもない立場で、目先の利益だけでなく、将来を見据えた見方ができるのも、私の強みだと思いますね。

 

 

現役ママ政治家として感じること

 

―現在子育てされているとのことですが、子育てしながらの政治活動はやはり大変なのでは?

 

そうですね……今、家族みんなで押上に住んでいるんですけれども、子どもが墨田区の認可保育園に入れなくて、片道30分以上かかる保育園に送迎しているんですよ。周りにも、保育園が遠いですとか、兄弟で違う園に通っているですとか、そういった苦労をされているお父さんお母さんはいっぱいいますから、ママ代表として、そういった声を代弁していきたいですね。

 

私が出馬することは、家族みんな応援してくれていて、全面的に協力してくれています。夫も、「本気でやりたいことがあるなら応援するよ」と言ってくれました。毎日のスケジュールはけっこうハードで、朝は5時半に起きて、朝ごはんの用意をしてから、夫に保育園の送迎をお願いし、7時から駅頭に行って演説をしています。日中は政治活動に専念させてもらって、夜は、18時ごろに保育園にお迎えにいっているという感じです。ヘトヘトになりますが、とっても充実した毎日です。

 

 

2012年3月、東京大学卒業式にて、学友と。

 

 

 

大好きな墨田区のために頑張りたい

 

―墨田区となりきよさんの関係を教えてください。

 

私は墨田区が大好きで、街をよくしたいと思って、今回志願しました。もともと勤務していた会社のクライアントが墨田区にあって、よく通っていたので馴染みがある街なんです。今は押上に住んでおりまして、休日にもうすぐ2歳になる息子と、夫と、3人で街を歩くのも楽しいですね。

 

墨田区の中でも、お気に入りの場所は、スカイツリーのふもとにある北十間川ですね。夕方に歩いていると景色がよくて、すがすがしい気持ちになりますね。それから、牛島神社は、私にとってのパワースポットです。歴史がある神社なんですけれども、行くとエネルギーがチャージされるといいますか、心が洗われる気がしますね。一方で、墨田区は街を歩いていてもお年寄りの方々が多く、東京都の中でも少子高齢化が進んできている地域ですから、現在、課題もたくさんあります。大好きな墨田区がもっと輝く街になっていけるために、頑張っていきたいと思います。

 

 

子どもと昼寝。「至福の時間です」

 

 

 

プロフィール

なりきよりさ子(なりきよ・りさこ)1989年月日、千葉県習志野市生まれ。27歳。東京大学経済学部を卒業後、公認会計士としてあずさ監査法人に入社。1児の母。

pagetop