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都政改革委員インタビューvol.17 後藤奈美さん(足立区)  

 

 

 

介護の現場訪問で気づいた「現場」と「制度」の大きなズレ

 

 

 

―後藤さんが政治の世界に足を踏み入れられたきっかけ、思いの部分を聞かせてください。

 

私は、大手人材サービス企業で、介護・福祉業界の人材不足を解消するようなサービスに携わっているのですが、年間で300を越える介護の現場訪問を通じて、現場で働く人たちの声を聞かせていただくうちに、現場と現行の制度のズレが気になっていったんです。

 

例えば、特別養護老人ホームを訪問した際に、ベッドが空いていたんですけれども、「どうして入りたい人はたくさんいるのに、ベッドが空いているんでしょうか?」とお聞きしたら、「介護士が足りないので、空けているんです」と。介護業界は、ハードワークに加えて、賃金が安く、離職率が高いんです。にもかかわらず、施設ばかりが増えていって、圧倒的に人が足りていない状態なんです。さらに、現行の制度も、介護施設を増やすためのものは多いですが、現場の介護士を支援するような制度は少ない。「現場」と「制度」の大きなズレに、歯がゆい思いでした。これって、介護業界だけでなく、保育業界でも全く同じなんですよ。

 

そんな時、小池さんが都知事に就任されて、今まで行政として都がやってこれなかったことをすごいスピードで実現されているのを見て、「政治から、世の中を変えることができるんだ!」と衝撃を受けまして。日本では世界でも類を見ないスピードで高齢化が進んでいますから、解決にはスピード感が求められます。介護福祉の問題のスペシャリストとして、私が主体的に進めていきたいと思っております。

 

 

「子どもが生まれるのは素晴らしいこと」党もチャレンジを後押ししてくれた

 

―後藤さんは現在、ご妊娠中だと聞いています。

 

そうなんです。都民ファーストの会の公認が出る直前のタイミングで妊娠が判明したんですけれども、嬉しく思いながらも、これからの活動を考えると、本当に政治にチャレンジして大丈夫なのだろうかと、不安に思う部分もありました。でも、介護問題は待ったなしの状況ですから、ここで立ち止まることなく進まなければ、と思ったんです。

 

党本部の方からは、「すばらしいじゃないか」と言っていただいて、ホッとすると同時に、我が党の女性活躍推進に対する本気度を感じました。小池都知事からも「子どもが生まれるのは喜ばしいこと。パワフルにチャレンジする女性が増えるのは大歓迎なので、ぜひその想いをパワーに変えて頑張ってほしい」というようなことを、おっしゃっていただいたと聞いています。

 

夫は、後援会の事務局長を買って出てくれました。彼は私のチャレンジを一番あと押ししてくれる存在ですね。夫婦二人三脚で頑張っていきたいです。家族も「やるなら全力でやれ」と応援してくれています。

 

祖父、祖母、夫と。「仲良し家族です」

 

 

女性の政治参画を加速させていくためにも、前例となって都議会を変えていく

 

―今後、政治活動との両立は、どのようにされていくご予定でしょうか?

 

出産は11月の予定で、議会は12月からなので、最短の復帰を目指して頑張りたいと思っております。議会中は、夫が育休を取ってくれ、対応することになりそうです。その際、実際に議会をお休みするのは10日程度の予定ですが、報酬については、減給や返納も含めた都議会改革条例を提案していきたいと思っています。

 

「妊娠中の女性が都議選にチャレンジ」、というのは、日本では前例がないと聞いております。毎日の活動については、体調に気をつけて無理のないよう行っています。現在、都議会の制度では、産前・産後休暇や、育児休暇制度の適用がありませんから、女性が議会にチャレンジしにくい仕組みになっていると感じますね。今回の私のチャレンジが、女性の政治参加をおし進める流れをつくっていけたらなと思っております。

 

介護福祉領域のエキスパートとして、全国で講演活動を行っている。

 

 

 

プロフィール

後藤奈美(ごとう・なみ)

1986年7月18日、足立区生まれ。30歳。共立女子大学文芸部を卒業後、民間企業の営業職を経て、株式会社リクルートキャリアに勤務。これまで1000を越える介護の現場訪問を踏まえ、介護業界の人材不足問題解決に取り組んでいる。5月25日現在、妊娠5カ月。11月に出産予定。

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