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都政改革委員インタビューvol.19 荒木ちはるさん(中野区)

 

 

小池さんに憧れて、履歴書一枚で飛行機に飛び乗った

 

―荒木さんは小池さんの秘書を6年務められていますが、どういった経緯で秘書になられたのでしょうか?

 

私の父(現熊本県議・荒木章博氏は)は、私が1歳の時から地元の議員を務めていました。よく地元の方が自宅や事務所に陳情に来所され、それが議会での質問になって、実現されていくのを、幼少の頃からずっと過程を見ていました。その影響からか、物心ついた時から地域のために滅私に働く議員志望でした。そして、女性初の防衛大臣、党三役、総裁選、と小池さんがファーストペンギンとして切り開いていく様子をずっと九州から見ていました。「このような政策立案能力や発信力を兼ね備えた小池代議士のもとで修業したい!」と思っていたんです。

 

 

それで、29歳のとき、履歴書一枚で飛行機に飛び乗って、そのまま議員会館に飛び込みました。当然、だれが来たのかとびっくりされるわけですけれども、ちょっと騒々しかったみたいで(笑)。突然、執務室から、ガチャっと小池さんが現れて、「あなた、だあれ?」と。「実は、熊本県から小池百合子代議士に憧れて上京して、私もゆくゆくは女性議員として日本国のために、地域のために働きたく、ここで修行させてください」と言いました。すると、「明日から来ていいですよ」と。

 

そこから6年間、公設第二秘書、公設第一秘書、そして昨年7月14日に小池さんが都知事選に出馬し、崖から飛び降りた際も、小池さんのそばで事務所を支えておりました。ですから、行動力や根性も、小池さん譲りで、だれにも負けません。(笑)

 

 

信頼関係があるからこそ甘えがない、小池さんとの関係

 

―荒木さんは、もう一年近く小池さんと一緒に住まれているそうですね。小池さんの公的な面とプライベートな面、両方見られているのでは。

 

そうですね。数年前に数か月、また先日まで一年弱一緒に住んでいました。高貴な生活をしているイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれないですが、全くない。また、小池知事はスーパーもコンビニも自分で行きますし、人任せにしないんです。一緒に住んでいる私が楽なくらい。

 

小池知事はお買い物もなんでも自分で。野菜一つとっても、価格帯が上がった下がったと、自分で把握しているんですね。クールビズにしても、エコバッグにしても、小池さんの政策はすべて、生活に密着した部分から生まれているんですよ。

 

 

―荒木さんのように、公私共に小池さんを知っている存在はなかなかいらっしゃらないかもしれませんね。少しうがった見方ですが、「秘書出身だから、小池都知事のイエスマンなのでは」という見方もできるかと思うのですが。

 

確かにそうおっしゃる方もいます。しかし、大きな間違いで、公私共に6年間の信頼関係があるからこそ、小池さんに何でも言えるんですね。先日、5月20日にはじめて中野駅北口で街頭演説をした際に、演説の中で小池知事は「彼女にはよく怒られる」と言う言い方をされていましたけれども、これまで、東京都政、国政にとって、良くないと思うことは、つねに意見してきたつもりです。信頼関係があるからこそ、私たちの関係には甘えがないんですよ。そして小池知事は、良く耳を傾ける姿勢を持っているからこそ意見を言える。

 

都知事選中の一枚。

 

 

 

神風連の末裔として政治に命をかけていく

 

―お父様にはすでに熊本に地盤があるかと思うのですが、地元・熊本を飛び出して、ある意味故郷を捨ててまで、都政にチャレンジされているわけですけれども、不安はなかったのでしょうか?

 

親みたいに育てていただいたみなさんなので、「故郷を捨てた」なんて言う人はいなくて、温かく応援していただいています。党の公認が決まったとき、「故郷熊本から中野区でがんばってね」と、地元の方々からメッセージを書いた大きい旗が送られてきたんです。

 

「首都東京は、日本全体のエンジンである」と小池知事も言っています。エンジンを動かさなければ日本全体がうまく回らない。私も首都東京から九州も含め、日本全体が元気になるように精進します。

 

今まで中野区は「選択肢がなかった」と住民の方の多くから耳にします。駅周辺再生事業、ほんの一例ですが、なかなか進まない事業が中野区内にあります。そういった部分をしがらみのない新人として、中野区民目線で、どんどん取り組んでいきたいですね。

 

そして、実は私、神風連の末裔なんです。明治政府に対する士族の変なのですが、その中の一人に、荒木敬次という人物がおりまして、父方の祖父の祖父なんです。命をかけて挑み、最後は自刃したわけですけれども、36歳、ちょうど私と同じくらいの年齢です。形はちがっても、政治に命をかけるということは、血として流れていると思っています。

 

地元・熊本のみなさんからのフラッグ。

 

 

 

プロフィール

荒木ちはる(あらき・ちはる)1982年3月1日、熊本県熊本市生まれ。35歳。久留米大学法科大学院法務研究科(法務博士)を卒業後、2011年から衆議院議員小池百合子公設第一秘書を6年務め、その後、東京都小池百合子事務所所長。神風連の一員・荒木敬次の末裔。

 

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